こんにちは。テレビ記者を38年やってました。廣瀬祐子です。
「今年(2022年)のボジョレーヌーボーは大変出来が良い」と聞いたから…ではなく、声をかけてもらったので夫とボジョレーヌーボー解禁日の夜、茅乃舎さんのワインの集いに参加しました。
茅乃舎(かやのや)本店レストランはすごい!
場所は福岡が全国に誇る出汁の会社・久原本家の名店「茅乃舎」(かやのや)のレストランです。福岡滞在中に本店のレストランのある店でゆっくり食事をしたいという願いがかないました。
博多駅からは車で40〜50分の久山町の山中にあります。周辺はほとんど人家もなく真っ暗。え?こんなところに本当にレストランがあるのだろうか?と一瞬不安に思いましたが、ありました!
趣のある茅葺き屋根のレストランで静寂な夜の風景にしっとりとなじんでいます。ほっとする雰囲気です。ボジョレーの会には私達の他に3人のお客様がいました。東京から来た方や北海道から来た方もいました。初対面同士で最初は緊張しますが、酒好き・ワイン好き・食べる事好きの共通点があるのですぐに話が盛り上がります。もちろん食事もおいしいです。
解禁日に合わせて来てくれたソムリエの方の話では2022年のボジョレーは猛暑の夏と寒暖差によって糖度が高く香りもよいのだそうです。茅乃舎さんは和食に合う日本酒の利酒会も主催していますが、この日はワインに合うフレンチを用意しています。
ワインとウクライナの意外な関係
2022年もあと1か月あまり。コロナの終息はまだ見通しが立たず、世界的経済不況と円安・物価高による生活不安。北朝鮮は弾道ミサイルを乱発し、ウクライナもいまだ戦闘続き。来年は一体どんな年になるのだろう。ソムリエの話では今年のボジョレーは品質が良い一方、出荷数が少ないとのこと。理由はウクライナ情勢。ワインボトルの多くがウクライナで製造されているのでロシアの侵攻により、ボトルがほとんど出回らないのだという。心が痛みます。世界は色々なところでつながっているのだと改めて思った夜でした。世界平和を願いながらワインを飲んだ一日でした。
コメントを残す