「今年のボジョレーヌーボーは大変出来が良い」と聞いたから…ではなく、誘ってもらったので夫とボジョレーヌーボー解禁日の夜、ワインの集いに参加しました。
場所は福岡が全国に誇る出汁の名店、「茅乃舎」(かやのや)のレストランです。福岡滞在中に一度はここでゆっくり食事をしたいという願いがかないました。
博多駅からは車で40〜50分の久山町の山中にあります。あたりは真っ暗。
趣のある茅葺き屋根のレストランに到着。夜の風景も落ち着きます。他に3人のお客様。初対面同士で最初は緊張しますが、酒好き・ワイン好き・食べる事好きの共通点があるのですぐに話が盛り上がりました。
解禁日に合わせて来てくれたソムリエの話では今年のボジョレーは猛暑の夏と寒暖差によって糖度が高く香りもよいのだそうです。茅乃舎さんは和食に合う日本酒の利酒会も主催していますが、この日はワインに合うフレンチを用意しています。
今年もあと1か月あまり。コロナの終息はまだ見通しが立たず、世界的経済不況と円安・物価高による生活不安。北朝鮮は弾道ミサイルを乱発し、ウクライナもいまだ戦闘続き。来年は一体どんな年になるのだろう。ソムリエの話では今年のボジョレーは品質が良い一方、出荷数が少ないとのこと。理由はウクライナ情勢。ワインボトルの多くがウクライナで製造されているという。心が痛む。早く落ち着いてほしいと願う。世界はつながっているのだとと改めて思った夜でした。
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