自分の中で小さなイベントを積み上げるか小さな目標を一つ一つクリアしていこうと思う今日この頃。走るのが苦手な私がついに人生初のリレーマラソンに参加しました。
場所は福岡市マリナタウンにある海浜公園。海沿いの道路を34周、距離にして42・195キロを8人のメンバーでバトンを受け渡しながら完走します。私のノルマは2周の2キロ半という慎ましい距離ですが、炎天下で熱中症にならないことが最大の目標です。

この日のために1か月間、ほぼ毎朝6時に起きて大濠公園を1周してきました(自慢)。
超スローペースで、練習していると競歩の方々にぐいぐい抜かれてしまいます(自慢)。
人間ってこんなに遅く走れるものなんだ~と感心してしまうほどです(やれやれ)。それでも一定のペースで息を乱さないように走ることを課題にしていました。

そして迎えた日曜日!大濠公園ランの会(と勝手に命名)の仲間達と午前10時に集合し、松林の中にブルーシートを敷き、保冷ボックスには冷えたドリンクを用意、熱中症対策用のタオルやグッズを首に巻いて準備完了です。炎天下を覚悟していましたが、この日の天気は曇り。海風が気持ちよいです。コロナの感染者が急増していることもあり、バトンの受け渡しには3人目が中継地点で消毒を担当するというシステム。時間もずらしながらのんびりスタート。他のチームは家族連れや職場チームなどさまざまです。

私も自分の持ち分をゆっくりのペースで息を整えながら走ります。年も年ですので決して無理は致しません。足を交互に前に出すだけで進むんだなあ~。マラソンって人生と同じだな~などと考えました。海岸沿いと松林の中を折り返して走ります。
じんわりと汗もかき、ちょうどよい運動量で自分の持ち分を走りました。

私以外のメンバー7人は全員男性です。本当は10人の参加予定でしたが、仕事の都合で2人欠席。ふと昔聞いた言い伝えを思い出します。自分以外の異性が7人いる場所にいると「七福神」の神様が集まってラッキーなことが起こるという…これは!良いことが起こる前兆なのかも??バトンは次々と受け継がれ、最後のランナーがゴールするときは全員で一緒にゴーーーール!

完走後近くのスーパーでビールや缶酎ハイなどの買い出しに。みんなで飲む酒は格別においしい。コロナ禍でも十分楽しめることがわかって嬉しくなります。
タイムは12チーム中真ん中の6位でした。(超低速移動の私が足を引っ張ったと思う)
帰りはそれぞれバラバラ。ゴミは持ち帰りということで、私は10個分の空き缶をビニール袋に入れて一人バス停で待ちます。日曜とあって到着は40分後!アプリでタクシーを呼ぼうにも「到着まで45分から50分」という文字!!誰もいないのでブルーシートを敷き、保冷剤のバックを置いて、空き缶のビニールを脇に体育座りをして待つこと数十分。ふと視線を感じて振り返ると5,6人の男女が私の後ろに空間を作ってバス待ち。つまり…生活困難者=不審人物!?に見られたってこと?
やれやれ。これもまた楽しい思い出です。

コメントを残す