昨夜読んだ本は「サイコパス 秘められた能力」です。イギリスの心理学者が
書いた本です。サイコパスといえば人間らしい感情が一切ないため、良心の呵責なく連続殺人も犯せるというイメージですが、サイコパスの能力としての利点に焦点をあてた画期的?な本。逆の見方でとらえれば、感情のコントロールができ、集中力があり、冷静な判断ができる点で外科医や政治家や特殊部隊のヒーローにはサイコパスと同様の特徴があると分析しています。007のジェームズボンド、使途パウロも「成功した」サイコパスといえると評価しています。本書に出てくるさまざまな心理実験が面白い。うっかり「サイコパスみたい」を誉め言葉で使うと周囲に誤解を招く恐れもあるので注意。
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