映画「マイケル」観た!

こんにちは!テレビ報道記者38年やってました廣瀬祐子です。

見よう見よう…と思って見逃す映画多数。これを解決するには、「見たい!」と思った瞬間にチケット予約をすることだ…といまさらながらに気づく。

絶賛上映中の「マイケル」はすでに公開から3か月が経過し、いつ終了になるかわからない。

コンサートシーンを堪能するために大画面と立体的な音響が楽しめるIMAXの上映館に向かった。

圧倒的な歌声とダンス

マイケル・ジャクソンはたぐいまれなる高音域、音量、リズム感、表現力豊かな歌声で他を圧倒し、ダンスシーンでは想像を超える動きの激しさと瞬時に切り替わる静止動作のユニークさで大観衆を魅了する。

主演を務めたのはマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソン。

叔父マイケルへの尊敬が感じられる見事な演技とダンスパフォーマンスで、稀代のスーパースターを演じる覚悟がひしひしと伝わってきた。

父親の支配からの決別

映画では幼少期のジャクソン5時代から始まる実の父親の家族への支配や金への執着が描かれ、音楽を心から愛するマイケルの純粋さが際立つ。

父親から強いられる音楽活動のため学校にも通えなかったマイケルには同世代の人間の友達がいない。

だから言葉を交わさなくても感情が通い合う動物達に愛情を注いだのだな~と思うと心がチクリと痛んだ。

成長したマイケルは自分の創造性とさらなる高みを目指す精神性を存分に発揮できる新たな場所を作りだして父親の支配から毅然と決別。そしてファミリーとの音楽活動をやめてソロ活動へと切り替えたのだ。

そういえば、マイケル・ジャクソンが日本にソロで初来日した1987年9月、私はマイケル・ジャクソンを取材したのだ!(とはいっても完全なドタバタでお恥ずかしいエピソードしか残っていない)

※この時の騒動記はこちらへ~

マイケルは縁結びの神

実は私が夫と結婚するきっかけとなったのはこの時のマイケル・ジャクソンの取材を通じてだった。

日本テレビがマイケル・ジャクソンの独占取材・放映権を持っていたこともあり、マイケルに関するすべての取材は番組制作部が取り仕切っていた。

キディランドでの騒動はすべて報道無線を通じて番組制作部のマイケル・ジャクソン本部の知るところとなり、番組部で1か月マイケルを追いかけていた同期入社の夫もこの無線を聞いていた。

マイケルの取材をきっかけに(苦労話の共有で)飲みに行くようになり、結婚することにつながったのだ。

だからマイケル・ジャクソンは私にとって縁結びの神である。

忘れられないコンサートでの祈り

マイケル・ジャクソンのソロコンサートでは忘れられない場面がある。

日本来日直後に、群馬県高崎市で5歳の男児の身代金目的誘拐殺人事件が発生。(凄惨で許しがたい凶悪犯罪だった。犯人の男は捕まらず時効を迎えている)

このニュースを知ったマイケルは大変心を痛め、コンサートの最中、男の子の名前を出して冥福を祈り、それがまたニュースにもなった。

売名ではなく、心から少年を悼む様子が伝わってきた。

そんな外国人アーティストを初めて見たのだった。

映画を通して見えた優しさ

今回映画を見て初めてマイケルがなぜ子供達にやさしい気持ちを持っていたのかがわかったような気がする。

自身の幼児体験が影響していたのだと思うと少し悲しいが、マイケルの持つ心の純粋さと好きな音楽を極めたいという創造する力は多く人を魅了し、その中から応援する人達を生み出した。彼が父親から独立できた背景には彼を助ける人達の存在があったことも見逃せない。

世代を超えて人を結び付ける神様

昨日福岡で着物を着てカフェに集まる会に初参加した。

自己紹介の中で年齢は二回りほど下だけど、マイケル・ジャクソンの大ファンという若い女性がいた。

私が1987年にマイケル・ジャクソンを取材したと言うと、大いに話が盛り上がった。彼女とはまた会う機会があると思う。やはりスーパースターは人と人を結び付ける神様だった!

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ABOUTこの記事をかいた人

日本テレビで記者職を34年。その後討論番組を担当し、今年1月に 定年退職しました。これまでの経験を生かして働く女性の悩みに答えて 少しでも助けになればと思っています。よろしくお願いします。